コントラクターを活用するために

業界によっては、コントラクター(ここでは、契約社員、派遣社員、業務委託をコントラクターとして総称しています)が重要かつ戦略的なリソースとして、ビジネスの発展および長期、短期的な成長に不可欠な要素となっています

コントラクターについて、単に欠員を埋める手段としてのみ考える企業がある一方で、変化のための重要な要因として雇用する企業もあります。しかし、一部の業界や企業にとって、コントラクターは専門知識・技術を得るための現実的に必要不可欠なリソースとなり始めています。

Computer Futuresが作成したこのガイドでは、あらゆる部門、形態、そしてどのような規模の企業においても、コントラクターがどのように貢献できるかを解説します。 

コスト効率の良いリソース

コントラクターがに支払う給与は、正社員より割高になることが多いものです。しかし、その点だけでコントラクターのコスト効率を判断すると誤った結論を招く恐れがあります。実際に、時給に換算するとコントラクターがは正社員に比べ割高になりがちですが、正社員と違い企業年金や持ち株制度などの福利厚生の権利は与えられず、解雇手当、出産・育児休暇、各ボーナスを与える必要はありません。従って、コントラクターは時給や日給ベースでは正社員よりも高い給与になる可能性がありますが、長期的な目で見ればコスト削減となり、初期費用をより上回る効果があります。

プロジェクトや予想外の需要増によって発生するスタッフの需要に関しては、季節的な変動やビジネスのボリュームの変化などその原因を問わず、コントラクターは非常にコスト効率の良い選択肢となります。スペシャリストのコントラクターを雇用するということは、会社が正社員の数を増やすことなく、需要に合わせて業務およびスタッフ配置レベルを拡大または縮小することができることを意味します。また、長い採用プロセスに縛られることなく、より柔軟に、素早く動けることを意味します。

柔軟なスタッフ配置ソリューション

多くの企業にとって、コントラクターは計画的な、あるいは予想外のスタッフの欠員に対応するための素晴らしいリソースです。出産休暇、長期療養、ビジネスの好転、新規プロジェクトに必要なスキルが社内では確保できないが、長期的には必要ない場合など、コントラクターの採用が有効だと考えられます。

正社員を一時的に別の正社員に置き換えるというのは、ほぼ不可能なことです。たとえそれが可能であっても、新しい従業員を配置し、必要な仕事の速度に慣れるまで、そして研修などによる遅れによってもダウンタイムが発生するため、新人の最初の数週間は実際稼働していないも同然です。結局、正社員としての業務が出来るレベルに成長させるまで、会社は損をし続けるということになります。

スキルの差や欠員の補充

会社にもたらす価値という文脈において、正社員とコントラクターの違いは主に1つの点に集約できるかと思われます。正社員は会社のスキルと能力を長期的に拡大するために雇用されるのに対し、コントラクターは通常、特定の専門的なサービスを提供するために雇用されるということです。

企業はコントラクターを採用することで、社員が持っていない、または不足しているけれど長期的には必要ないスキルを補充することができます。従って、企業は、必要な専門知識とスキルを必要な時に利用し、スタッフ配置レベルを細かく、そして柔軟に変化させることができます。

優秀なコントラクターは、数多くのプロジェクトや企業、また場合によっては部門や業界をまたいだ豊富な経験を持っています。すでに経験を積んでいるため、非常に価値の高い、即効力のある経験や専門知識をもたらします。過去のプロジェクトやそれに伴う問題から多くのことを学んでいるだけではなく、過去の成功からもまた多くのことを学んでいます。同様の経験と専門知識を社内で恒久的に利用できるようにするためには、膨大な時間と資金、そして多くの企業では実現不可能な大規模なチームが必要となります。

社内スキルのボトムアップ

専門的なスキルおよび経験を持つコントラクターを迎えると、会社内で利用可能なスキルの領域やレベルに即効的な影響がもたらされます。それでだけではなく、正社員や利用可能なスキルと専門知識のレベルにも長期的な影響を与えることができる可能性があります。

優れたコントラクターを雇用すると、ベストプラクティスが促され、指導的な能力が発揮されるとともに、専門知識の共有が進むことによって、正社員のスキルとアプローチが改善される可能性があります。彼らは新しいアイデア、優れた専門知識、より広い経験を会社にもたらし、既存の社員は今までとは違う学習、考え方が可能になります。

モチベーションと客観性

コントラクターの価値は直近の仕事で決まります。彼らの評判はプロジェクト毎に築かれては崩されます。つまり、成功に対する彼らのモチベーションは、組織内の昇格や地位の向上ではなく、結果とフィードバックによってもたらされるのです。従ってコントラクターはできるだけ良い仕事をするということに集中し、組織の中で働く場合に時として付随する、駆け引きといったものとは無縁です。

コントラクターの面接を行う際に求めるべきこと

  • 仕事をするためのスキルと経験を持っている。
  • 自信があり積極的だが、押しつけがましかったり傲慢でない。
  • 感じがよく、レベルや性格の異なる人々と一緒に仕事ができる。
  • 仕事をすること、成功することに注力している。
  • 優れたコミュニケーションスキルを持ち、他人にモチベーションを与えることができ、他人の意見を聞くことができる。
  • 探究心が旺盛で、質問することを恐れない。
  • 業界内、また同様のプロジェクトで実績がある。
  • 経済観念を持っている。

注意すべき点

  • クライアントが得る利益よりも自分の利益ばかりを考えている。
  • 過去の経験を話す際にやや大げさである。
  • 話しすぎである。自分の話に聞き惚れている。
  • 自分の意見を押しつけすぎる。
  • プロジェクトに集中し過ぎ、経済的な面を考えていない。
  • 他人の見解を聞き入れない。
  • 柔軟性に欠けている。
  • 会社について質問したり、プロジェクトや仕事について知ろうとしない。
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