
「IT業界へ転職することで得られる7つのメリットとは?【2022年版】」の記事では、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、今後より一層ニーズの高まることが予測されているIT人材としてのキャリアを築く、7つの主なメリットについてご紹介しました。では、実際にITエンジニアとしての転職を検討中の方は、どのような転職エージェントを選択するべきでしょうか。
今回は、IT転職をお考えの方に向け、IT特化型転職エージェントを利用するメリット、そして転職エージェントの選び方を含めた、IT転職を成功させるための5つのポイントについてご紹介します。
[目次]
転職エージェントを利用するメリットとしては、「自分では見つけることのできない求人にアクセスできる」「条件の交渉や辞退など、直接伝えづらいことを代わりに伝えてもらえる」などが挙げられます。こちらの記事では、ITエンジニアへの転職の際に転職エージェントを利用する6つのメリットをご紹介しております。

転職エージェントを利用するメリットとは?
総合型転職エージェントと業界特化型エージェントの違い
転職エージェントには、大きく分けて「総合型」と「特化型」があります。総合型では、あらゆる業界や業種を取り扱っており、多種多様な求人や企業の紹介が可能となっています。これに対し、特化型ではある特定の業界や業種に精通しており、専門的な知識をもとにピンポイントでのマッチングが可能となっています。
- 総合型転職エージェント:業界や職種を限定せず、幅広い求人情報を扱う転職エージェント
- 業界特化型転職エージェント:業界やハイクラス層など、特定分野のサポートに特化した転職エージェント
以下、IT業界への転職やIT業界内での転職をお考えの方に向け、総合型転職エージェントとIT業界特化型転職エージェントを利用するメリット・デメリットをまとめました。
総合型転職エージェント利用のメリットとデメリット
IT 転職を検討中の方にとっての、総合型転職エージェントを利用する主なメリットとしては、以下が挙げられます。
- 取り扱う求人案件数が多く、幅広い業種と職種に対応している
- 大手の場合、サービスの提供体制がよりしっかりしている傾向にある
一方で、
- 業界特化型に比べて業界知識に乏しい
- 利用者が多いため、場合によっては事務的な対応を受けることも
- 外国人の転職に関する専門性が低い傾向にある
などのデメリットも見受けられます。
IT業界特化型転職エージェント利用のメリットとデメリット
次に、IT 業界特化型転職エージェントを利用するメリットとしては、以下が挙げられます。
- IT業界に精通したコンサルタントに担当してもらえる
- 企業とのつながりが深いため、企業ごとの対策がしやすい
- 業界全体の動向を知ることが出来る
- 実際の現場の情報など、リアルな情報が手に入る
一方で、デメリットとしては、
- 案件の幅が狭い分、求人数が少ない
- IT業界の場合、首都圏以外での利用が難しいことも
といった点が見受けられます。
ただ、IT業界特化型転職エージェントでは、他の転職エージェントや転職サイトでは見つけられない、高年収かつ好条件の非公開求人が豊富である傾向にあります。転職する際にはそれぞれのメリット・デメリットを理解した上でエージェントを選択する必要がありますが、IT転職をお考えの方には、業界やそれぞれの企業の特徴を知り尽くした、IT特化型の転職エージェントを利用することをおすすめしております。
IT特化型の転職エージェントであるComputer Futuresは、日本でも最大級のIT領域に特化したチームを持ち、各コンサルタントがそれぞれのニッチな分野の専門家として特化して採用のお手伝いをさせていただくことで、皆様のニーズを的確に把握し、スムーズな採用プロセスを実現いたします。当社のサービスについての詳細は、以下のボタンよりご確認いただくことが可能です。
ITエンジニアの転職における5つの心構え
ここからは、IT業界において転職をする際に押さえておきたい、5つのポイントについてご消化します。
1. まずは自分の市場価値を知る
特に年収アップを狙う転職の際には、現職の給与テーブルがご自身の市場価値より低く、転職先の給与テーブルが適正であるという条件を満たしている必要があります。そのためにも、まず市場に一度出てみることで、自分の市場価値と年収が見合っているかどうかの判断材料を手に入れましょう。例えば、転職エージェントに登録し、自分の経歴やスキルに対してどのような案件を紹介されるのか、様子を見てみるという選択肢もあります。
2. 自分に合った転職エージェントを見つける
転職活動を進める上で、後悔しない転職エージェント選びのポイントは「転職エージェントの種類やそれぞれのメリット・デメリットを把握すること」「ご自身が転職エージェントに対して求めることと転職エージェントの提供するサービスや特徴がマッチしていること」です。インターネット上や、友人などの口コミも参考に、いくつか比較検討してみましょう。
また、ご自身が行きたいと思っている業界に精通しているコンサルタントがいる転職エージェントを選ぶことも非常に重要です。さらに、コンサルタントとは一度の転職だけでなく、転職後も継続して相談できるような関係性を築くことが、今後のキャリアアップの際に役に立つでしょう。転職エージェントを探す際には、ご自身の要望について正直に話すことができ、長期的な付き合いをできるコンサルタントが在籍するエージェントであるかどうかも併せて確認するようにしましょう。
Computer Futuresでも、IT業界における様々な領域に特化したコンサルタントにご相談いただくことが可能です。ご興味がございましたら、以下のボタンよりお気軽にお問い合わせください。
3. リモート面接通過のために、オンライン表現力を磨く
昨今の状況では、Zoomなどを利用したオンライン面接が一般化しています。特に初対面でのコミュニケーションの難易度が高いオンライン面接では、対面でのコミュニケーションとはまた違った、オンライン表現力が必要となります。オンラインでの会話に慣れていない方は、家族や友人などとオンラインで話す機会を設け、オンラインでのコミュニケーションに慣れておくようにしましょう。円滑で明確なコミュニケーションを取ることを常に意識することで、面接対策としてだけでなく、将来リーダーやマネジメント層に進むなど、エンジニアとしてのキャリアアップを目指す上でプラスとなりえます。

Web面接を成功させるための5つのヒント
4. リモートワークの場合、実態を確認する
「リモートワークOK」という求人が増える中、実際のリモートワーク実施率は企業によって様々です。例えば、この文言では、週に一度程度のリモートワークか、ほぼリモートワークか判断がつきづらいでしょう。個人の裁量で決めて良いという場合でも、実際に部署内での出社率が高ければリモートワークしづらいと感じるかもしれません。面接内で、転職する部署でのリモートワーク実施率を聞いてみると良いでしょう。
5. 商品だけなく、ビジネスに興味を持つ
エンジニアとして、転職先の商品や担当領域に関心を持つことは当たり前かもしれませんが、その企業がビジネスとして成功する可能性が高いか、という点にも着目することが非常に重要です。今後のキャリアアップの際にも、「〇〇社で開発を担当していた」と言うことでご自身の経験の価値が高まるからです。応募の際には、まず転職エージェントに候補企業の成長性・将来性について聞いてみましょう。
ITエンジニア 転職エージェント-まとめ
現在、IT業界では市場規模の拡大に伴い、人材確保が急務となっています。未経験から採用を行う企業も多く、IT業界へ転職するには絶好のタイミングと言えます。記事内で解説したように、IT業界への転職をお考えの場合、IT業界特化型転職エージェントの利用をおすすめしております。
Computer Futuresは日系企業・外資系企業双方において、これまで多くの方々の転職を成功へ導いてきた実績と経験で、皆様に最適なキャリアアップと能力発揮の機会を提案いたします。最新の求人情報は以下のボタンからご覧いただけます。フォームから求人の詳細や非公開求人についてお問い合わせいただくこともできますので、ぜひご活用ください。