IT業界 転職

「IT業界」と聞いて、皆さんは具体的にどのような企業を思い浮かべますか?GAFAや楽天LINEなど、皆様の日常にとって欠かすことのできないサービスを提供する企業を想像する方も多いのではないでしょうか?GAFAに代表されるグローバル大手企業から日系の大手企業、そして日本初の革新的なスタートアップから、海外で成功を収めて日本市場でのビジネスの立ち上げを図る企業まで、様々なタイプの企業がIT関連サービスを提供し、IT業界の一端を担っています。

デジタルトランスフォーメーションやリモートワーク、キャッシュレス化などの動きによって社会インフラとしての側面を強固なものにする従来のテクノロジーに加え、消費者向けに日々新たなサービスが生まれ、今後成長の一途を辿るIT業界。成長業界であることに加えて、多様性に重きを置いたり、ワークライフバランスを重視したり、ESGへの取り組みに力を入れて居たりと、働きやすい企業が多いのも特徴です。

この記事では、大まかにIT業界と呼ばれる分野の中でも製品やサービスごとにどのようなタイプに分けることができるのか、またIT業界での経験がなくても転職可能な職種にはどのようなものがあるのかをご紹介します。

 

IT業界:製品やサービス別の分類

IT企業と呼ばれる企業の多くは、以下の4つのどれか、もしくは複数に分類される製品やサービスを提供しています。

 

デジタル・Webサービス

日々利用するインターネット上のサービスや、スマートフォンに入っているアプリなどを開発・提供する企業のほとんどがこのカテゴリーに分類されます。Webサービスの多くがBtoC、すなわち消費者向けとして展開されているため、GAFAに代表されるような私たちにとって馴染み深かったり、名前をよく耳にしたりする企業が多いのも特徴です。

これらの企業が提供するサービスは非常に多岐にわたりますが、近年顕著な成長が見られる分野としてはEコマースフィンテック、またより効率的にオンライン広告を配信するためのテクノロジーであるAdTech(アドテック)などが挙げられます。

 

ソフトウェア・クラウド

コンピューターやクラウド上で作動するソフトウェアの開発や販売を行う企業はこの分野に分類されます。ソフトウェアの多くがエンタープライズ、すなわち企業向けのBtoB製品やサービスであるため、世界的に大きな規模を誇る企業であっても一般的には名前があまり知られていないこともあります。この分野で成長が顕著な分野としては、BI(ビジネス・インテリジェンス)、ビッグデータ・アナリティクスやサイバーセキュリティ、クラウドセキュリティ、CRMなどが挙げられます。

 

ハードウェア

ラップトップやスマートフォン、テレビなどの身近な電子機器からサーバー構築に必要な半導体に至るまで、さまざまな電子製品の開発・製造を行う企業がこのカテゴリーの中心となります。ハードウェアの中でも一大潮流となっているのがIoT(モノのインターネット)であり、通信機器はもちろんのこと、ウェアラブルデバイスやスピーカー、家電に至るまで、現在ではインターネットに接続可能なハードウェアが増えています。それに伴い、現在では多くの企業がより高いユーザー・エクスペリエンスを実現するためにWebベースのサービスもあわせて提供しています。

 

SIer

SIer(エスアイヤー)と呼ばれるシステムインテグレーターとは、企業ごとにカスタマイズしたシステムの開発や運用を請け負う企業です。一世代前は企業のニーズに合わせて基幹システムを一から開発していた企業が多かった一方、独自に開発をしすぎたがためにシステムがブラックボックス化してしまい引継ぎやアップデートが困難という課題を抱える企業が増えている現状もあります。現在では一から開発するのではなく必要な機能のみを利用できるSaaSモデルのソフトウェアやクラウドサービスが普及したこともあり、特定のシステム導入における要件定義やサポートを行う業務が増えており、各企業のニーズに合わせた提案と開発・導入そして運用のサポートをを行うITコンサルタントとしての側面が強くなっています。

 

異業種や他の業界からの転職が多い職種

以下では、IT業界以外の業種から、すなわち業界未経験からの転職が成功するケースの多い職種をご紹介します。

 

営業

どの業界でもニーズのある職種の代表例として営業職が挙げられます。業界に関する知識や製品知識があるに越したことはないものの、過去の営業実績をきちんと示すことができれば内定に至る確率が高まります。

またインサイドセールスなどの内勤営業の場合は第二新卒など完全な未経験から採用を行っている企業もあるため、IT分野でのキャリアの入り口として検討するのもおすすめです。

IT営業について詳しくはこちらの記事もご覧ください。

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IT営業とは?IT営業の種類と未経験から転職するためのコツ

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マーケティング

マーケティングについても、営業と同じく他業界での経験を活かすことができる職種です。マーケティングと一言で言ってもBtoB、BtoC、ソーシャルメディア、コンテンツなどのインバウンド、SEO、広告運用、インフルエンサーなど、募集職種に加えて企業タイプや製品、顧客層によっても求められるスキルが大きく異なるため、ご自身の経験と将来のキャリアパスを比較して、活用できるスキルや今後伸ばしていきたいスキルは何なのかを明確にすることで、ご自身に合う求人を見つけられる可能性が高まります。営業職やクリエイティブ、データ分析などのバックグラウンドからマーケティングへキャリアチェンジをされる方も見受けられます。

 

システム管理者

SalesforceやSAPなどに代表される社内システムの管理に携わっていた方が、その経験を活かして他社のサポートを行うSalesforceコンサルタントやSAPコンサルタント、またはカスタマーサクセスとしてのキャリアパスを歩まれるケースも近年増えています。

 

ソフトウェア・Webエンジニア

多くの求人で実務経験が求められるため未経験からの挑戦は容易ではありませんが、現在非常に需要の高い職種となっているため、スキル次第では未経験からエンジニアとしてのキャリアを成功させる方もいらっしゃいます。独学でスキルを取得する方もいらっしゃいますが、当社が提携しているコーディングブートキャンプであるle wagonCode chrysalisに参加すると、コース終了後に転職のサポートを受けることができます。

 

セキュリティエンジニア

エンジニア未経験からの転職は難しいものの、通信やネットワークサービスの分野でネットワークエンジニアとしての経験を持つ方は、現在サイバーセキュリティやクラウド分野で高い需要があり、キャリアチェンジを行う方が多く見られます。

 

そのた他業種からの転職が多い例としては、金融業界の経験を活かしてフィンテックのスタートアップへ挑戦するケースなどが挙げられます。

 

未経験からの転職にはトランスファラブルスキルが重要

ITをはじめとするSTEM(科学、テクノロジー、エンジニアリング、数学)分野においては人材不足が顕著であるため、例え業界や業種が違ったとしても、転職後の職種で活かせそうなスキルや経験を持っている場合、採用につながることが多いのも事実です。そのため、近年ではトランスファーラブルスキルと呼ばれる、さまざまな職種や業種で応用できるスキルに注目が集まっています。

トランスファラブルスキルの代表的な例としては、以下のようなものが挙げられます。

  • コミュニケーションスキル
  • ステークホルダーマネジメント
  • プロジェクトマネジメント
  • ピープルマネジメント(リーダーシップ)

また、コロナ以後の世界において企業が採用の際に特に注目するようになったスキルとして、ITリテラシーや自律性が挙げられます。これはリモートワークへの適正を見るためのもので、積極的に質問をして新しいことを学ぶ姿勢なども面接で見られるようになっている傾向があります。

Computer Futuresの親組織であり、STEM分野特化した人材紹介を行うSThreeの日本の代表であるChris Reillyは、トランスファラブルスキルについて以下のように話します。「未経験からIT分野の、特にソフトウェアエンジニアやデータアナリストなどのテクニカルな職種を目指すのは難易度が高い一方で、すでに持っているプロジェクトマネジメントや営業、マーケティングなどのトランスファラブルスキルを活かした転職の場合は難易度が下がります。特に、サイバーセキュリティやフィンテックなどは急成長を遂げている分野であることや経験者が少ないことから、同じ営業職やプロジェクトマネージャーであっても、他分野より給与水準が高い傾向にあり、IT分野でのキャリアを考える際の入り口として注目が高まっています」。

当インタビューの全文は以下よりご覧いただけます。

IT転職 未経験

世界的に見ても日本にSTEM人材が少ない3つの理由

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履歴書に書けるスキルや経験を得るために、コントラクトの選択肢も

Computer Futuresのコントラクト部門のマネージャーであるJonathan Waleは、未経験からのキャリアアップやキャリアチェンジにこそコントラクト(派遣社員・業務委託)での機会を活用することをおすすめします。「正社員での転職となると、多くの場合入社時点ですでに必要なスキルを持っていることが期待されますが、コントラクトの求人の場合はハードがぐっと下がり、新たな分野や職種への挑戦がしやすくなると同時に、様々なプロジェクトに携わることで市場価値の高いスキルを得る機会が得られます。また、大手外資系企業の多くが日本でもコントラクトでの求人を出しているため、今後また正社員として働きたい場合であっても、コントラクトの機会を活用することで、皆様の職歴を、働いていた会社や携わっていたプロジェクトの双方の側面からをアップグレードすることができるのです」と話します。

正社員の場合、携わることができるプロジェクトやタスクは会社の戦略や決定に左右されますが、コントラクトの場合は自分が理想とする身に着けられるプロジェクトに参加できる可能性が高まるため、スキルアップや経験値を積みたい方にとっては非常に有益なキャリアの機会となり得ます。

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以上、未経験からでもIT業界の門戸を叩くことのできる職種や身に着けるべきスキルをご紹介しました。Computer Futuresでは皆様の経歴や将来のキャリアゴールの聞き取りを丁寧に行うことで、ご自身では考えていなかったような新たな可能性をご提案し、キャリアゴールの実現のサポートをいたします。IT分野でのキャリアをお考えのは以下のフォームよりお気軽にお問合せくださいませ。

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