Japan Dreamin

Computer Futuresは、先日開催された日本におけるSalesforceコミュニティ最大のイベントであるJapan Dreamin’に参加しました。

今年で2回目となる本イベントは昨年の倍以上となる300名以上の参加者を動員し、朝早くから活気に満ちた会場の様子を見ることができました。Computer Futuresはスポンサーとして参加できたことを非常に光栄に思います。オープンスペースのブースにて弊社の紹介や皆様のお話をお伺いするとともに、Salesforce領域に特化したチームの2名が、イベントボランティアとしてイベントの運営のお手伝いをさせていただきました。

Salesforceチームのリーダーであるシニアコンサルタントの鈴木秀明は以下のように話します:「Japan Dreamin’への参加は初めてでしたが、企業単位ではなくコミュニティ単位でこれだけ大規模なイベントを開催されていることに驚きました。有志で集まったボランティアの方々は非常に協力的で、他のマーケットにはないSalesforceコミュニティならではの影響力の大きさと温かさを感じたイベントでした」。

 

Japan Dreamin’とは?

本イベントはJapan Dreamin’運営委員会が中心となって開催を企画し、SalesforceのイベントでありながらSalesforce.comの主催ではないという点で非常にユニークなイベントです。日本国内でもそれだけSalesforceコミュニティが盛り上がりを見せている証拠であり、現在弊社のSalesforce Practice部門でGlobal Vice Presidentを務めるステファニーエレーラが立ち上げたSalesforce Saturdayを始め、Salesforce女子部Salesforce Developer Groupルーキー会など、日本国内で普段から活動を行う数々のコミュニティ同士の交流の場として、Salesforceエコシステムの発展を肌で感じることのできる機会となりました。

イベントの中心となったのは、Salesforceプラクティスに関する最新の知識やヒントを共有するためのセッションの数々です。Salesforce.comのカスタマーサクセス本部において執行役員を務める仲澤輝宏さんによるSalesforceを用いたカスタマーサクセス実現のための概要で幕を開け、「Salesforce導入の成功可能性を上げる秘訣」「AppExchangeプロダクト開発を続けて見えてきたプラクティス」「Admin女子部によるおすすめ機能紹介」「Salesforceコミュニティと私のキャリア」など、多岐にわたるトピックをカバーする講演が行われました。普段は主にオンラインで行われている知識交換の様子をオフラインでも見ることができ、知識をアップデートすることのできる非常に有意義な機会となりました。

 

各企業が抱える課題の数々

Salesforceの導入を検討している企業の多くが抱える典型的な問題として、複数のセッションで述べられていた点について以下でご紹介いたします。

  • 顧客データを担当者しか把握できていない

企業の多くが抱える課題として、クライアント企業とのやり取りや契約に関する記録をその企業の営業担当者しか把握しておらず、担当者の退社とともにデータや今まで構築してきた関係をすべて失ってしまうケースが挙げられます。今回「システム管理者のための基調講演」で登壇された共同印刷株式会社ではまさにこの課題を抱えており、情報のサイロ化や個人の管理に頼り切っている状況だったそうです。この状況をSalesforce導入により改善し、情報の共有と透明化を進めたことで、営業利益も大きく上がったというケーススタディを紹介されていました。

 

  • 新たなシステムを浸透させることへの壁

慣れないことを始めるのは誰にとっても最初は大変であり、今までの業務に加えて入力や登録が必要となる場合、多くの人が抵抗を示します。しかし、実際にはこのプロセスを乗り越えることでこれまでに資料作成やデータ集計、情報共有のための会議などにかけていた時間を結果的に削減することができ、長い目で見ればはるかに業務の効率化につながります。

社内で新しいシステムの導入を推進する手段として、主に「義務化する」「システムをきちんと利用している人にインセンティブを与える」「結果的に自分が得られる利益を伝える」などの手段がありますが、結果的に定着率が最も高いのは、新しいシステムを利用することで自分が得られる利益を理解してもらうことだと講演の中でもたびたび言及されていました。

 

  • 適切なチームや人材の確保

各企業において以上の壁を乗り越えるには、Salesforceスキルはもちろんのこと、ステークホルダーマネージメントなどのソフトスキルに長けた人材を採用する必要があり、導入・運営のための適切なチームや人材が確保できないことが最大の難関となっている企業の数も決して少なくありません。

2024年までに45万近くのSalesforce関連の仕事の数が日本国内で新しく生まれると予測されており、Salesforce人材の需要は今後高まる一方です。グローバル規模で展開する世界をリードする企業の数々とのネットワークを活かし、Salesforceスキルを活かしたキャリアアップをお考えの方には他ではご紹介できないキャリアチャンスの数々をご提案いたします。また、Salesforceの導入や運用をお考えの企業の皆様には、日本でのネットワークを最大限活用してビジネスの成長のために不可欠な優秀な人材をご紹介いたします。以下のフォームから弊社のSalesforceチームまでぜひお問合せください。

 

スキルや経験を活かした転職をお考えですか?または高いスキルを持つ人材をお探しですか?Computer Futuresにお任せください。

このフォームを送信することで、弊社のプライバシーポリシーに沿って個人データが取り扱われることに同意したものとみなします。