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市場No.1シェアを誇るCRM(顧客関係管理)プラットフォームであるSalesforce。DX(デジタルトランスフォーメーション)やビジネスにおけるデータ活用が企業の成功のカギを握る要素となっていく中で、より効率的でデータドリブンな営業・マーケティング活動を行うためにSalesforceを導入する企業が増えています。

先日、当社のウェビナーでSalesforceキャリアについてお話しいただいた、デロイト トーマツ コンサルティングのパートナーである納田祐介様も、近年のSalesforceへの需要の高まりについて「現在では日本のみならず世界でもCRMのデファクトスタンダードソリューションとなっています。私たちのビジネスの実感としても、一日1件、もしくは2件という頻度でSalesforceのプロジェクト依頼が入ってくるような状況であり、このような高い需要は今後もしばらく続くことが予想されます」との市況を共有してくださいました。

当記事では、Salesforce導入プロジェクトや利用企業の増加により需要の高まるSalesforceコンサルタントについて、仕事内容や必要な資格、年収、またSalesforceコンサルタントとしてのキャリアをお考えの方に向けて転職のヒントをご紹介します。

Salesforceコンサルタントとは?

Salesforceコンサルタントは、企業の課題を洗い出し、ITソリューションを活用して課題解決のための手助けを行うITコンサルタントの一種です。顧客企業がSalesforceをスムーズに導入し、その後も活用、定着化ができるようにサポートを行う職種です。具体的にはSalesforce戦略の立案から課題抽出、導入製品の選定や運用におけるベストプラクティスの提案など、その業務は多岐にわたります。

一般的なITコンサルタントの仕事内容に関してはこちらの記事でも詳しく紹介しています。

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ITコンサルタントとは?仕事内容や転職事情、年収について解説

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「Salesforceコンサルタント」という職種の採用を行っている企業としては、コンサルティングファームや、SIer(システムインテグレーター)をはじめとする導入パートナー企業が挙げられます。大手のコンサルティングファームでは扱うプロジェクトの規模も大きくなるため、自分以外のSalesforceコンサルタントやSAPやその他のCRMを中心に扱うコンサルタントと仕事をする機会もあり、CRMやITシステム導入全般についての知識を身に着ける機会が得られます。導入パートナー企業の場合、Salesforce導入の専門家として様々な業態や規模の組織における導入の現場に携わり、経験を積むことができます。

Salesforce領域に特化するメリットとは?

先述のITコンサルタントや、様々なCRMを扱うCRMコンサルタントなど、複数の領域にわたって業務を行う職種がある中で、あえてSalesforceコンサルタントとしてSalesforce領域に特化するメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?最大のメリットとして挙げられるのは、その市場価値の高さです。

現在、顧客エンゲージメントを重視する企業が増えており、それを実現することのできるSalesforce人材の市場価値が高まっています。加えて、日本のような高い専門知識を持つIT人材が不足している状況下では、ニッチな分野における専門性や経験を持つ人材が非常に重宝されるため、Salesforceの専門家としての地位を築くことができれば、正社員であれ、フリーランスであれ、多くの重要なプロジェクト案件で必要とされる人材となることができます。

さらに専門性や市場価値を高めたい場合には、医療分野におけるSalesforce導入、または金融分野におけるSalesforce導入など、特定の業界に特化することで、真のスペシャリストとしての価値を築くことができるでしょう。

SalesforceはOhanaと呼ばれるコミュニティにおける活動が非常に活発であることでもよく知られており、Salesforceコミュニティに参加することで、勉強仲間や情報交換の相手を見つけられるだけでなく、プロジェクト案件の紹介など、様々な実用的な恩恵を受けることも可能です。

Salesforceコンサルタントになるためには?必要な資格は?

Salesforceコンサルタントとして活躍される方の中には、Salesforceプロジェクトを得意とするITコンサルタントの方や、Salesforce管理者(アドミン)やSalesforce開発者、またはSalesforce導入支援のプロジェクトマネジャーを経てSalesforceコンサルタントとなった方など、様々なバックグラウンドの方がいらっしゃいます。

Salesforceは認定資格も充実しており、Trailheadと呼ばれる無料の学習プラットフォームも提供されています。Salesforceコンサルタントとして持っておくべき資格として、まずは基本資格である認定アドミニストレーターが挙げられます。その後、専門としたい分野によって、上級アドミニストレーターやExperience Cloud コンサルタント、Sales Cloud コンサルタント、Service Cloud コンサルタントに代表される上級資格を獲得することで、ご自身の知識を証明して市場価値をさらに高めることが可能です。

Salesforceコンサルタントへの転職をお考えの方に向けて以下の記事もご用意しております。ぜひご一読ください。

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Salesforceコンサルタントへ転職?中途採用面接の必勝法4つ

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Salesforceコンサルタントの年収は?

Salesforceコンサルタントの収入は所属企業によっても大きく異なりますが、コンサルティングファームの場合アソシエイト~シニアレベルで600から1200万円程度、マネージャーで800~1800万円程度、ディレクターやパートナーとなると1800~3000万円ほどが期待できます。

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Salesforceマーケットにおける給与水準はこちらのガイドでもご紹介しています。無料でダウンロードいただけますので是非ご覧ください。

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Computer FuturesはIT・テクノロジー領域に特化した日本最大級の転職エージェントであり、Salesforceマーケットでの採用と転職に特化したサポートを提供するチームを設けています。イベントや勉強会、各種セミナーへの参加や主催を通じてSalesforceコミュニティに深く関わることで多くのSalesforceプロフェショナルの方々や採用企業とのネットワークを築いており、Salesforce分野での高い専門性を活かしてSalesforceプロフェショナルとしてのキャリアを前進させるお手伝いをいたします。

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