
Salesforceは世界No.1のシェアを誇るCRMであり、世界中で15万社以上の企業が利用するクラウドプラットフォームです。Salesforceの製品としての強みはノーコードでの開発が可能だったり、企業のニーズに合わせて必要なソフトのみを導入できたりと多岐にわたりますが、ユーザーやファンによる活発なコミュニティ活動も、Salesforceが他のプラットフォームと一線を画している大きな理由の一つです。
Salesforceコミュニティはエンゲージメントが非常に高く、最新のApexアップデートであろうと、MVPの発表であろうと、Salesforceの知識欲を満たすために常に新たな情報を探されているSalesforceファンの方も多いのではないでしょうか。この記事ではSalesforce関連の知識や最新情報を得ることができる無料のリソースの数々をご紹介いたします。
Salesforce開発について学べるリソース
セールスフォースドットコム社が配布する「Salesforce エンジニア白書」では、SalesforceエンジニアがSalesforce開発に関する知識を身につけるために活用しているリソースについての調査結果が紹介されています。セールスフォースドットコム社が提供する公式なリソースとしては当然ながらTrailheadが1位であり、次いで開発者ドキュメントが挙げられています。
また、Salesforce以外のリソースとしては、技術ブログ(72.8%)、SNS(42.6%)、そして社内勉強会及び社外勉強会(ともに33.6%)が主な学習の場として挙げられています。以下、人気の技術ブログやSalesforce学習に役立つサイトをご紹介いたします。
Salesforce導入パートナー企業が運営するブログ
ローコード開発のヒントから新しく追加された機能の紹介まで、Salesforce上級者向けの最新情報や活用法を学ぶことができます。
Salesforceレポートやダッシュボードの基本機能やカスタマイズ方法などの入門的な知識から、実際の活用法に至るまで様々なヒントが紹介されています。
Salesforceの活用法から社内での定着のヒントまで、運用に役立つヒントが紹介されています。
Einstein活用のヒントを中心に、マーケターに役立つ情報が紹介されています。
開発者同士のQ&Aコミュニティ
ITエンジニアに特化した以下のQ&Aコミュニティでは、わからないこと(非常に具体的な質問など)を尋ねたり、皆様の知識を共有して他の人の勉強の手助けをしたりすることができます。
勉強会を見つけられるサイト
勉強会への参加にご興味をお持ちの場合、Connpassで皆様の目的にぴったりのイベントや勉強会を見つけることができます。Computer Futuresも定期的にSalesforce Saturday(現在は主にオンライン開催)を主催しています。以前主催したSalesforce Saturdayでは、Salesforce Saturdayの創始者であり、現在当社Computer FuturesでグローバルSalesforceプラクティスの責任者であるStephanie Herreraからビデオメッセージが届きました(日本語字幕あり)。彼女自身のSalesforceとのジャーニーに加えてコミュニティへ参加することのメリットについて話しています。
多くのSalesforceコミュニティがtwitterで積極的に情報発信を行っており、#Salesforceなどのハッシュタグを活用して様々な情報を手に入れることができるます。Computer Futuresのtwitterアカウントのフォローもお忘れなく!
海外の人気ブログもご紹介
Computer Futuresはグローバル規模でセールスフォースドットコム社の公認コンサルティングパートナーとして認定されており、各国で Salesforceコミュニティの発展に携わっています。以下では海外で高い人気を誇るSalesforceブログ5つをご紹介いたします。
Salesforce Benは2014年にBen McCarthyによって立ち上げられそれ以来Salesforceコミュニティに旋風を巻き起こしています。世界で最も人気のあるSalesforceブログであるSalesforce Benは、すべてのSalesforceプロフェッョナルに向けて、すぐに役立つ有益なコンテンツを提供しています。インタビュー形式の質問から技術的な問題に関するアドバイス、Salesforce の最新ニュースに至るまであらゆる内容をカバーしており、英語に抵抗がなければ非常にお勧めのブログです。
Jenny BamberはSalesforceアドミンに向けた多くのヒントをこのブログ上で紹介しています。移行や導入に関する知識やDreamforceでの講演を受けるためのヒント、Salesforceチームのモチベーションを上げるためのアドバイスなど、多くの有益な情報を得ることができます。
このブログを立ち上げたFrancis Pindarは、ヨーロッパ最大のSalesforceコミュニティイベントである「London's Calling」を立ち上げた責任者でもあります。Cloud Architectureではクラウド・コンピューティングの可能性が、様々な楽しめる方法で紹介されています。
このブログは、その名の通り世界中のSalesforceアドミン(管理者)が職場におけるヒーローになれることを願ってBrent Downeyが立ち上げたブログです。Brentは Salesforce MVPの受賞歴もあり、Salesforceアドミンの方々にとって非常に役立つ具体的な情報に加え、一般的なビジネスヒントの数々が紹介されています。BrentはSalesforceがビジネス戦略の中でどのような役割を果たすかを理解することの大切さを強調していると同時に、スキルアップを通じて誰もがヒーローになれるというメッセージを発信しており、キャリアアップを目指す方にとって多くのことを学べるブログです。
David Liuによるこのブログでは、自身のコーディング習得からSalesforce MVPの受賞に至るまでの体験に基づいて、Salesforceの学習と認定資格取得を中心に情報共有がされています。彼自身がApexを学び始めた時、オンラインで受講できるコースの多くがすでにコーディングの知識を持っている人に向けて作られたものであると気づき、初心者でも簡単に学び始めることのできるリソースを提供することで誰かの力になれると感じたと言います。
SFDC99では多くの人のサクセスストーリーが紹介されており、Salesforceの知識取得やスキルアップを通じて人々の人生がどのように変わったかを知ることで、きっとご自身の学習のモチベーションにもなるはずです。
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Computer Futuresはセールスフォースドットコム社の公認コンサルティングパートナーであり、Salesforceエコシステム内で高いスキルを持つ求職者の方と企業を結び付けることを通じてエコシステムの発展に貢献しております。またSalesforce領域に特化して採用と転職のお手伝いを行うチームとしては最大級の規模のチームを擁し、Salesforceコミュニティの一員として、情報発信やコミュニティイベントへの参加、勉強会の開催などを積極的に行っています。最新の情報やイベントへの参加をご希望の方は、以下のフォームからお気軽にお問い合わせください。