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大切な面接まで進むことができたら、準備が必要です。レジュメに記載した内容を暗記するだけでなく、自分のアピールポイントを最大限に表現する為のテクニックを身につける必要があります。以下の面接を成功させるための手引きを参考にしてください。

面接のための準備  

さらなるキャリアアップを目指すために、時間をかけて優れたレジュメを作成し、新しい仕事への面接を受けるところまできました。さあ、次は手ごわい面接です。企業側が知りたいのは、あなたが今までのキャリアで身につけてきたスキルや経験の詳細です。また、あなたがチームや組織全体に馴染めるかも見極められます。もちろん、あなた側にとっても、仕事や会社のことを知り、長期的なキャリアの目標に合ったポジションであることを確認するチャンスです。

緊張しがちな面接ですが、あなたが面接まで進んだのは、適性があると判断されたからです。面接官は、あなたのことをもっと良く知り、最適な人材であるということを確認したいと思っていることを心に留めます。

本面接の手引きに従って準備を進め、面接で最高のパフォーマンスを発揮して仕事を勝ち取りましょう。

面接で一番重要なのは、準備を怠らないこと

まずレジュメに書いた内容をしっかり確認し、自分の職歴のなかでも特に強調したい部分、さらに自分の主要なスキルおよび経験をどのように説明するのかを準備することが基本です。そして、面接を成功させるためには、さらなる準備が必要です。

プロフェッショナルかつエキスパートであることを伝えるために、話す予定の内容をしっかり構成します。言いたいことを確実に話し、かつ聞き手にとって興味深い形で話すことができれば、良い印象を与えることができます。

自己評価

面接を受ける仕事のことを考える以前に、自分自身を見つめ直し、どうすれば好ましい人材に見えるかを理解すれば、他に抜きん出た存在になり得ます。

自分のスキル、能力、長所、短所、関心、労働倫理を冷静に分析します。自分にとって何が重要か、どんな仕事がしたいのかを理解することができ、キャリアプランを立てるための基礎となります。

面接を受ける前に、自分の業務、成果、成功を振り返ることで、自分の経歴が応募する仕事にどういった関係性を持っているか判断することができます。

自分のモチベーションは何か、キャリアに何を求めるのか、あなたにとって仕事とは何かを書き留めます。これが会話の基となり、面接前に準備するべきことが明確になります。

レジュメ

面接に進むまでにレジュメを更新して行きますが、面接本番前に自己分析で理解した内容を反映させるため、もう一度見直します。また、短期的および長期的な自分の要望が反映されていること、また応募している職に的を絞った内容であることを確認します。

レジュメの内容が正確で、どの部分に関しても説明できるようにします。また、内容が、キャリアの目標に沿ったものであること、応募する職種に最適な形で提示されることを確認するために、内容を見直します。

面接に向けて準備する中で、レジュメを見直し、自分の主な業績と応募しているポジション、およびポジションで必要な役割を関連付けます。一つ一つの業績について語るべき内容がない場合、そもそもレジュメに含める価値があるかどうかを見直します。

リサーチ

面接を受ける会社についてリサーチしておくことは特に重要です。その会社のチャレンジ、目標、そして目的を理解しておくことは、自分が仕事をしたいと思う会社を理解しようという強い気持ちをアピールするだけでなく、自分自身のパフォーマンス、主なスキルや経験をその会社独自の要件に合わせて調整できるということでもあります。

広い見識を持った候補者はその他大勢から突出し、一般的な候補者と優れた候補者の違いを浮き彫りにします。ですから、公に利用可能な検索ツールを大いに利用しましょう。ウェブサイト、ニュースチャネル、年間レポート、ソーシャルメディアグループ等を利用して会社の文化、モチベーションとなっているもの、取り組んでいるプロジェクト、拡張計画、会社で上手くやっていける人間のタイプ等を知りましょう。

面接を受ける会社がソート・リーダー(オピニオン・リーダー)であることを誇りとしているならば、自分もソート・リーダーシップを大切に考えていることを伝えます。自分自身ががソート・リーダーであるという例を示すことも可能です。

競争相手をリサーチすることで、さらに一歩抜きん出るイメージを与えることも可能です。

リハーサルを重ねる

分の個人的なゴール、またキャリアのゴールを理解し、面接を受ける会社のニーズにそれらを合わせる方法、会社のニーズが自分のニーズに合うかどうかも理解しました。次は面接のテクニックを身につける番です。友人か家族に模擬面接をしてもらいましょう。仕事の説明とあなたの自己分析の結果を基に面接をしてもらい、典型的な面接の質問に自信をもって専門的に回答できるようにします。このプロセスを通じ、自分のキャリアのゴールと自己分析の結果を考慮しながら、あなたの主なスキルを説明、会社にもたらすことができる価値を伝えることに集中します。面接官役には、できるだけ厳しく評価してもらいましょう。面接で最高のパフォーマンスを発揮しするための練習ですので、本番前に厳しいコメントをもらった方が役に立ちます。

服装

あなたが思い描く仕事、そして他人がその仕事をしているあなたを思い描く服装をします。会社のドレスコードに関係なく、面接には一番よい服を着ていくと良いでしょう。

服装によって仕事を得たという候補者はいなくても、服装によって面接に落ちる人はたくさんいます。適切な服装をしていないと、会話が始まる前の時点で劣勢に立たされることになります。

面接の服装は前もって選び、詳細まで気をつけて準備しておきます。どんな仕事でも面接の服装は清潔でこざっぱりと、綺麗にアイロンがけされていなければなりません。面接会場に行くまでに移動距離がある場合は、数時間移動した後に皺の寄った服がどう見えるか考慮し、面接の服装は皺になりにくいものを選びます。

面接準備チェックリスト

シンプルな準備チェックリストを作成しておけば、自分を売り込むフレーズを準備し、会社のニーズに沿った人物であるということを伝えることができます。以下にシンプルな例をご紹介しますので、自身の要件に合わせて作り直してください。

面接準備チェックリスト
会社名:応募職種:
面接日時:面接官:
場所:
自分がこのポジションに適している理由
ここで働きたい理由
アピールポイントになる主なスキル自分のスキルがどのように役立つか
自分の経験は会社のニーズにどのように反映されるか?自分の経験がどのように役立つか?
会社はどのような課題に直面しているか?自分はどのような価値を提供できるのか?
面接の終わりにどのような質問をするか?


面接の種類

電話での面接は、選考プロセスのはじめに行われるのが一般的です。最初の審査は、人材紹介コンサルタントあるいは求人企業の担当者が行います。通常この審査には、時間も予算もあまり投資されません。

人材紹介コンサルタントを通じた求職活動を行っている場合、企業にレジュメを提出する前に電話面接が行われます。真剣かつプロとしてふさわしい態度で電話面接に臨みましょう。

  • 面接が受けられる静かな場所を確保します。
  • レジュメや関連情報を手元に用意します。面接中に書類を探すようでは、面接には受からないと考えてください。
  • 重要な情報を書き留める必要がある場合に備え、ペンとメモを手元に置いておきます。
  • 口が乾燥した時用に、水を入れたコップを準備しましょう。

個人面接

もっとも一般的な形式の面接です。個人面接では、対面で1対1の面接が行われます。選考プロセスのどの段階で個人面接を行うかは、企業によって異なります。選考プロセスの始めに人事代表との個人面接を設ける企業もありますし、直属の上司となる人物との個人面接を選考の最終段階に設ける企業もあります。

どの段階で行われるにしても、個人面接はもっとも一般的な面接形式です。

パネル面接

パネル面接とは、通常、応募先企業の面接官3人以上との面接となります。各面接官は、異なる目的および評価基準をもっており、それぞれが別の質問をして、あなたを評価します。面接官が異なる役割をもっていることには理由があります。平等な態度で接し、将来の上司となる人物だけに丁寧に接することは避けましょう。

会話をする際には、アイコンタクトをとることが大切です。また、質問に答える際に、できるだけ他の面接官が行った別の質問の答えと関連付けて答えるようにすると、面接に統一感をもたせることができます。そうすることで、あなたがパネル面接の意義を理解していて、チーム内でのコミュニケーション能力があることを証明できます。

面接に臨む前に、各面接官の役職とその職務を理解しておくとよいでしょう。例えば、カスタマーサービス部長、財務部長、人事部長が面接官である場合は、現行のカスタマーサービス規定、財務規定、人事規定に関する情報に目を通しておくようにします。各面接官に対する質問を事前に用意して、面接官の組織内での役割に関連した質問をすると、様々な部門とコミュニケーションをとる能力がある印象を与えることができます。

集団面接

同じポジションに応募した他の候補者と同時に行う形式の面接が、集団面接と呼ばれます。応募者同士のコミュニケーションのとり方を観察することが、集団面接の目的です。実際に起こりえる状況のシナリオに沿ったロールプレーの一環として、集団面接が行われる場合もあります。ここでは、仕事についた場合に、あなたがどのような働きをするかを確認しています。各応募者の対応を比較することで、複数の応募者を容易に評価することができます。集団面接では、観察者になるのではなく、積極的に参加している印象を与えることが大切です。意見やアイディアを積極的に発言してください。また、他の候補者の意見に耳を傾けるようにします。会話を独占したり、他の候補者の発言を邪魔することは絶対にやめましょう。

コンピテンシー面接

コンピテンシー面接は、特定の仕事に必要なスキルをテストするための面接です。この面接では、回答がスキルの評価基準に沿って採点されます。職務に必要なスキルは、通常職務明細書あるいは求人広告に記載されています。

同じポジションに応募したすべての応募者が同じ質問を受けます。

準備の進め方

  • テストされるスキルと能力を理解します。
  • 自分の経験を例えとして利用し、そのスキルと能力を有していることを実証します。
  • 説明する際には、STARメソッドが有効ですので身につけておきましょう。特定の場面を設定し、その状況にどのように対処したかを、自分の役割と結果に重点を置いて説明をします。
  • コンピテンシー面接で聞かれる質問の例としては、次のようなものがあります。質問に答える練習をしておきましょう。
    • 上司とはどのような関係を築きますか?
    • 上司との間に決定的な意見の対立があった経験を教えてください。また、その状況にどのように対処しましたか?
    • 対立する課題が存在する状況において、どのように相手に影響を与えますか?

技術面接

技術面接では、業務を遂行する技術力があるかを判断します。技術に関する知識は非常に大切ですが、面接官は技術のみに関心があるわけではありません。課題へのアプローチの方法、思考プロセスの組み立て方、個人的なスキルも評価しています。

応募している仕事に関連した知識および問題解決能力を確認するための面接です。業務の技術的な面(ソフトウェア処理など)を理解しているかを評価する面接官もいますし、関連する課題へのアプローチ方法を評価する面接官もいます。

ボディランゲージで第一印象を勝ち取る

ボディランゲージが重要なコミュニケーションツールであることは、広く知られています。もちろん、面接においても、非常に大切なツールとなります。声のトーン、体の動かし方などの言葉を使わないコミュニケーションを効果的に行うことは、言葉の使い方と同様に重要です。

自分に自信があり、応募しているポジションに自分が最適であると確信していることを、ボディランゲージを利用して表現します。また、オープンでフレンドリーな性格であることも面接官に示します。

効果的なボディランゲージ:

  • 面接の最初と最後には、堅く握手を交わします。
  • ポジティブな態度を示すために、姿勢をまっすぐに保ち、フレンドリーな表情を作ります。
  • リラックスして椅子に座ります。ただし、前屈みの姿勢にならないようにします。
  • アイコンタクトをしっかり取ります。面接官が複数いる場合に質問に答える際は、質問した面接官を見ながら、他の面接官とも時々視線を交わします。
  • 軽く握った手を膝またはテーブルに置きます。顔には近づけないようにします。
  • 足は揃えるか、両足を地面につけます。
  • 必要に応じて、微笑み、うなずきます。
  • はっきりと落ち着いた声で話します。

逆効果になるボディランゲージ:

  • 手や腕をひらひらと動かすのは避けましょう。過度に緊張していて、プロとしてふさわしくないと判断されます。
  • 腕を組まないようにして下さい。身構えているように見られます。
  • 足を過度に動かすのは止めましょう。注意力散漫でかつ緊張していると見られます。
  • 片方の足や足首を膝の上に乗せるのは止めましょう。正式な場にはふさわしくありません。
  • 足を組むのは止めましょう。一対一の面接の場では身構えているように受けとられます。
  • 単調に話すのは止めましょう。
  • 声のトーンや高さに幅を持たせすぎるのは止めましょう。過剰に興奮していて感情的だと見られます。
  • むやみに自分を卑下したり、身構えるのは止めましょう。
  • 1人で急に笑い出すのは避けるようにします。精神的に混乱していると判断されます。

面接官に好感をもたせるテクニック

面接官の姿勢を観察し、その姿勢を真似することで、その面接でどのような態度をとるべきかがわかります。これは、ミラーリングと呼ばれるテクニックです。面接官が、フォーマルな態度で面接を行っている場合、同様にフォーマルな態度で臨みます。面接が進む中で、面接官がリラックスし、フォーマルな態度を崩した場合は、それに習います。

面接官のコミュニケーションスタイルや態度をミラーリングすることで、面接官に親近感を感じさせることが可能です。また、ミラーリングを使用していることに気づかれることはほとんどありません。人間は、コミュニケーションのとり方が自分に近ければ近い程、相性が良いと感じる可能性が高く、ミラーリングは効果的なツールです。面接では、知識だけではなく、面接官に親しみをもってもらうことも大切です。

面接官のボディランゲージを、大げさにならないようにミラーリングします。面接官が椅子に寄りかかったら、自分も寄りかかったり、手を使ってボディランゲージをとったら、自分も手を使ったボディランゲージをとります。話すペースや声のトーンを合わせることも有効です。呼吸のペースを合わせることで、自然に同じペースでコミュニケーションをとることができます。とはいえ、演じすぎたり、過剰なボディランゲージは避け、自然体で臨みましょう。

電話でのボディランゲージ

電話面接では、あなたの姿が見られることはありませんが、ボディランゲージは大切な役割を果たします。話し方、座り方、立ち方、見た目、雰囲気などあなたの印象を決定づける振る舞いは、電話越しにも伝わり、また質問に対してどう上手く答えられるかにも影響を与えています。面接の開始前に時間をとり、次のことを行いましょう。

  • 緊張感のある声で臨むために、まっすぐな姿勢で座るまたは立ちます。
  • きっちりとした服装で臨みます。プロとして適切な服装で電話面接に臨んだ方が、カジュアルな格好で臨むよりも良いパフォーマンスを発揮するという調査結果がでています。
  • 笑顔を作ります。そうすることで、フレンドリーな声のトーンが生まれます。ネガティブな声や好戦的な声は避けるようにします。
  • ゆっくり、はっきりと話す。
  • 話す内容に沿って、声のトーンや高さに変化を付けることで、説得力をもたせることができます。
  • 質問に答える前に、ひと呼吸置き、間をとります。思慮深い態度で回答している印象を与えると同時に、面接官の話が終わる前に話を始めてしまう事態を避けることができます。
  • 下手に出るのではなく、面接官と同等の立場としてコミュニケーションをとります。
  • 落ち着いた態度で臨みます。感情的になりすぎたり、無機質になることは避け、自信と余裕のある態度で臨みましょう。

典型的な質問

面接に臨むにあたり、確信できることはたったひとつ。必ず何か質問されるということだけです。どのような質問をされるのか考えすぎてしまうと、誰もがナーバスになってしまいます。具体的な質問を想定し、長々とリストアップすると、プレッシャーに押しつぶされてしまいます。面接官が知りたいと考えている分野について準備することで、面接を成功に導くことができます。

あなたのことを教えてください

現在の職務

仕事で毎日使っているスキルや職務内容を、きちんと把握し説明できるようにします。2週間に1度、あるいは、1ヶ月、四半期、1年に1度だけ行うような業務も忘れないようにします。

過去の職務

レジュメに書いた内容を、きちんと把握しておきます。応募しているポジションに関連がある場合、過去の仕事に関するスキルや経験について質問される可能性もあります。

あなたの強み

リーダーシップ、組織力、共感力など、自信がある分野をアピールします。自分の良いところを見せる場です。仕事に関連する自分の強みとその例を説明し、あなたの素晴らしい面をすべて出しきるようにしましょう。

これから伸ばしていきたい分野

性格および仕事において、成長させる必要がある部分を理解していることを印象付けます。自分をよく知っている、今後も成長する人材であるという印象を与えることができます。ただし、「整理整頓ができないところがあるので、直していきたい」などと答えてしまうと、なぜそのような基本的な能力が欠けているのか疑問に思った面接官から、答えづらい質問を受ける可能性がありますので、慎重に分野を決めます。リーダーシップや公の場でのスピーチなどのより高度なスキルを伸ばす意欲を見せると、自己成長や成功に意欲的である印象を与えることができます。

ゴール

応募するポジションおよび企業に関連のある、達成可能なゴールにします。将来別の会社でより大きくやりがいのある仕事を得るための足がかりとして応募している場合、絶対口にしないようにします。

今までに達成したこと

自分が指揮したプロジェクトの成功やコスト削減への貢献など、仕事に関連した内容で回答します。フルマラソンの完走や、山の登頂などといった個人的なことは、会話の中で触れる程度にしましょう。

現職の退職を考慮している理由

正直であることは大切ですが、現在の雇用主に対して否定的あるいは中傷するような発言は絶対に避けるようにします。あなたが後ろ向きな性格をしているような印象を与えてしまします。さらには、応募しているポジションを得た場合も、同じようなことを言うのではないかと思われてしまいます。キャリア開発や、今以上に挑戦しがいのある仕事をする機会と感じている、といった内容が無難でしょう。

弊社について、何かご存じですか?

応募している企業について何を知っているでしょうか?事業の内容、販売している商品、製造している商品、従業員数、事業を展開している場所・地域、上場しているのか、などを面接に臨む前にキーポイントとして抑えておきましょう。

弊社への入社を希望する理由を教えてください

応募する企業および自分が働くことになる部門の優れた点を挙げ、自分のキャリアゴールと絡めて説明します。給料および休暇日数を挙げるのは避けましょう。

弊社のライバルはどこだと考えていますか?

無事に仕事を得ることができれば、実際あなたのライバルとなる企業です。どのような企業かを、応募先の企業との関係も含め知っておきましょう。

弊社とライバルが異なる点はどこだと考えていますか?

応募先企業の事業、そしてライバル企業についての知識と、多少のリサーチさえすれば、その差が見えてくるはずです。応募先の企業を高く評価する発言をしましょう。お世辞は効果的です。

弊社にとって、今後5年の大きな課題は何だと考えていますか?

応募先の企業についての知識をアピールするチャンスです。また、業界や企業が抱える課題について理解していることもアピールすることができます。

  • 強み
  • 弱み/これから伸ばしていきたい分野
  • リーダーシップ
  • リスクをとる必要がある業務に対する立ち位置
  • 問題解決能力

STARテクニックを利用する

コンピテンシー面接での質問には、STARテクニックが有効です。 Situation (状況) どこで/いつ/誰が、を簡潔に説明 Task (タスク) タスクまたは目的の概要(何を達成したかったか) Action (行動) 実際にとった行動(自分の役割と学んだことに焦点を当てる) Result (結果) 結果、さらには身につけたスキルを説明

回答が困難な質問

準備をして臨めば、難易度の高い質問へも冷静に対応できます。とはいえ、突然パニックになる可能性もあります。ほかの質問よりも少し間を置き、質問を理解し回答を考えるための時間を稼ぎましょう。

レジュメの空白期間

レジュメの職歴に空白期間がある場合は、正直に理由を説明しましょう。空白期間に行った活動(旅行、奉仕活動など)を、応募する仕事に関連付けてレジュメに記載するのは避けましょう。空白期間に行った活動を仕事に関連付けることができる場合、面接で正直に答えるようにします。もし1年間旅行をすることが目的だった場合、そのように伝えます。

キャリアの変更

ネガティブに解釈される可能性のあるレジュメの内容は、ポジティブな印象を与えるチャンスです。正直に答えることが基本ですが、前進するための変化であることを印象づけましょう。

友達や同僚から、どんな人物だと言われていますか?

良い印象をもってもらうチャンスです。あなたの良い点をすべて伝えましょう。

相性の悪い人物、役割を果たさない人物と仕事をする

ネガティブな発言は避けます。苦手な同僚との間に発生した課題を説明しつつ、その同僚への理解を示します。どのようにコミュニケーションをとるのか、またそのような状況で、どのように上司からのサポートを得るのかを説明し、前向きに話しを終えます。

個人的な質問

性別、人種、宗教、性的嗜好、障害などによる差別は禁止されています。もし、違和感を感じる個人的な質問・表現をされた場合、「申し訳ないのですが、その質問への回答は控えさせていただきます」と意思を伝えて下さい。

何か質問はありますか?

面接は、双方向のコミュニケーションです。企業側への質問を準備しておきましょう。面接中は、会話の流れに沿って質問や意見を交えて問題ありません。最後に面接者から質問されるで待つ必要はありません。途中に質問を織り交ぜることで、企業に対する理解を深めることができます。また、面接官としっかりとコミュニケーションをとる手段としても有効ですし、相手の話を聞き、自信をもって会話ができる人物である印象を与えます。

面接の終わりに、無理矢理質問をする必要はありません。トレーニングプログラムについてや、職場文化やスキルアップのチャンスなどに関する質問をすると、熱意があり、応募先企業のことを知りたいと考えている印象を与えることができます。また、ポジションに関連の深いキャリアや、仕事、プライベートについての質問をする機会が面接中に無かった場合、ここが絶好のチャンスです。簡潔に質問しましょう。

覚えておくべき大切なポイント

積極的な態度

「はい」または「いいえ」だけで質問に答えるのは避けます。質問の意味がわからなかった場合や、何を聞かれているのかハッキリしない場合、説明してもらえるよう遠慮なく訪ねましょう。面接官に聞こえるようにハッキリ大きな声で発言し、早口は避けるようにしましょう。緊張していると、基本的なことも実行するのが難しくなります。答える前に深呼吸をして、なるべく簡潔な回答を心がけましょう。

ひっかけ問題は存在しない

ひっかけ問題に見えたとしても、面接官はあなたを陥れようとしているわけではありません。企業は、面接に多くの時間とお金を費やしています。あなたの良い面を引き出し、正しい評価をしたいと考えています。

自分自身に対して、また過去の実績に対して前向きな姿勢を保つ

自分の過去の実績に対して謙虚になりすぎたり、卑下しては、面接を勝ち抜くことはできません。実績、成功体験、強みなどを自信をもって強調し、自分の実力を高く評価してもらうことが大切です。

回答が難しい質問をされた場合は正直に答える

できるだけ正直に答えましょう。身構えた発言や、他人を責める発言は避けます。上手くいったことを中心に、なるべく前向きな形で答えるようにします。弱みやその他の問題点は過去のものであるように話し、難しい状況を乗り越えて学んだことを、わかりやすく説明します。

前向きな姿勢を保つ

上手く答えられなかった場合も、引きずらないようにします。気持ちを切り替えて、他の質問でベストを尽くします。面接官は、上手くいかなかった質問だけを評価するわけではなく、総合的に評価します。前向きな姿勢で、仕事に対する熱意を示すことが、良い評価につながります。

面接後のフォローアップ 

面接の最後に、次の段階ではどのような面接があるのか、いつ頃に結果の連絡をもらえるのかを確認するようにしましょう。結果がでるまでの時間を知ることで、連絡がこなかった場合にフォローアップする時期の検討をつけることができます。

人材紹介コンサルタントを通じて求職活動を行っている場合、面接終了後すぐにコンサルタントに連絡をしてください。コンサルタントは、クライアント企業に連絡する前に、あなたが面接で得た感触を知りたいと考えています。この段階では、コンサルタントに対し常に率直かつ正直に接するようにしましょう。もし自分が就きたい仕事と違うと感じる場合は、その旨を伝えます。

企業と直接連絡を取っている場合、連絡が来ると知らされた日以降まで、自分から連絡をするのは待ちましょう。連絡が来なかった場合、電話をし、応募しているポジションに今もまだ関心があること伝え、丁寧に状況を聞きましょう。まだ決定していなかった場合、いつ連絡をもらえるのか、正確な日程を聞くようにします。その日が来る前に再度連絡するのは避けましょう。

お礼状

感触の良かった面接の後には、自分の印象を深め、自分が適任者であること再認識してもらう必要があります。きちんと構成した丁寧なお礼状または電子メールが効果的です。

お礼状の目的は、面接官にお礼を述べるためだけではありません。自分の主なスキルを再度アピールし、ポジションを得ることに関心があることを伝える機会でもあります。ただし、お礼が一番の目的であることは忘れないようにしましょう。あまり自分を売り込み過ぎると、必死になりすぎているように写ります。

構成の例としては、最初の段落で、時間を割いてもらったことにお礼を述べます。次の段落で、面接で特に良かった点、ポジションに関心がある理由、面接で説明するチャンスがなかったスキルを簡単に要約します。面接で話した全内容を繰り返すのは避けます。

面接のお礼と、ポジションへの関心を述べて締めくくります。良い結果を楽しみにしている、といった内容も入れるようにしましょう。

ソーシャルネットワーキング

面接官と「つながる」

面接終了後に、LinkedIn、Xing、Viadeoといったビジネスで使用されるソーシャルネットワークで面接官とつながることが、一般的になってきています。現代では、名刺交換のような感覚で、ソーシャルネットワークの「つながりリクエスト」が交わされます。内容を更新すれば、面接後も面接官の目に常にとまることになるため、面接官との接点を増やす良い機会となります。また、プロフィールが目に触れることで、自分を思い出してもらうことができます。ただし、人材紹介企業に紹介されたポジションの場合、ポジションに関する詳細を面接官と直接話さないでください。コンサルタントは、あなたと企業側両方の疑問について、解決する役割を担っていますので、すべてコンサルタントを通すようにします。

面接を1度行っただけで、ソーシャルネットワークでつながることに躊躇しない面接官もいれば、あなたのことをもっと理解し、プロとしてのスキルをよく知るするまでリクエストを承認しない面接官もいます。最初の面接が終わっただけの段階で、つながりリクエストを送るのは、賢明な行動とは言えません。

面接後につながりリクエストを送る場合、面接終了後48時間以内に行うようにしましょう。ただし、面接官の気分を害さないように、面接官との相性が良かったと判断できる場合のみリクエストを送ります。リクエストする場合、テンプレートのメッセージを使うのではなく、自分の言葉でメッセージを書くようにしましょう。

ソーシャルネットワークのなかでも、FacebookまたはOrkutの友達申請は避けた方がよいでしょう。FacebookやOrkutは、カジュアルな側面が強く、友達リクエストを送ると、何か勘違いしているか、過剰にフレンドリーであると感じられてしまいます。

コンサルタントとつながる

新しい求職案件がコンサルタントの手元に届いた際、常に自分を思い出してもらうためにも、ソーシャルネットワーク上でコンサルタントとつながることは有効です。最初に面接を受けた仕事を得られなかった際は、リクエストを送りましょう。コンサルタントとつながっている、潜在雇用主も含めた大きなネットワークを作ることができるのも利点とです。

採用を承諾する

面接が成功し、採用通知をもらった場合も、結論を急がないようにします。面接は、自分と企業の相性を見る機会でもあります。企業があなたを審査していたのと同様に、応募したポジションが自分のキャリアゴールに沿っているか、給料が希望通りか、自分がその企業で活躍できるか、などを判断する必要があります。

新しい仕事は、人生の転機です。自分が納得できる理由に基づいて、結論をだしましょう。

承諾することを決めた場合、必ず文書で採用通知をもらうようにします。また、正式に入社を承諾して現在の雇用先に退職届を提出する前に、規定を細かく確認してください。