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Emily BrayさんはComputer Futuresの多様性アンバサダーとして、社内および社外でクライアント向けのイニシアチブを発揮しています。

St Marys大学で英語を専攻し、2005年に卒業。当時の彼女は、カッコよくスーツを着てロンドンで働き、職場で目立ち、そして成功したい!そんな誰もが持つシンプルな夢を持っていました。まずは、奨学金の返済を目指し、できる限りのリクルーティング会社にレジュメを送りました。 

新卒の人材紹介コンサルタントの採用を希望する多くのリクルーティング会社から面接の通知を受けました。彼女の学位とアルバイト経験(小売業から小規模な会社経営まで)は、リクルーティング会社にとって魅力的な経歴でした。

EmilyさんとSthreeの出会いは、グループ面接でした。生まれて初めてのグループ面接やパネリストの前でプレゼンテーションに彼女は恐怖と緊張で凍り付いていました。 彼女には、商業経験こそ無かったものの、目標があり、仕事を得たい、この恐怖に打ち勝ちたいという決意がありました。

昼休みの間に彼女は、どんなに難しい課題でも勝ち残ろうと決意を固めました。多くの候補者が、自分には向いていないと言って離脱していきましたが、彼女は残りました。最初の何回かのグループタスクでは最低点を記録しました。しかし、昼休み後のタスクでは彼女の強みを発揮し、電話セールスに成功しました。後に面接を行ったRichard Manso氏とMax Mackin氏が、彼女には「未知の可能性」があると考え、仕事をオファーしました。

2005年10月、人材紹介コンサルタントの研修生として Computer Futures Londonで働き始めました。70名近い社員がいるオフィスで、女性は彼女を入れて3名。IT関連の人材紹介業界のコンサルタントが男性中心の職種であることを知らなかった彼女にとって、この環境は驚きでした。 男性中心の新しい環境に、物怖じすることも屈することもしなかったEmily さんですが、セールスフロアで働く40名近い契約コンサルタントチームがほぼ全員男性であることには心細く感じていました。しかも、追い打ちをかけるように、一緒に仕事をしていた2名の女性コンサルタントも辞めていってしまったのです。年末に近づいたころ再び女性が雇用されるまでの間、Emily さんはセールスユニット内で唯一人の女性でした。

Emilyさんは、自分が置かれている環境にも、実務経験が無いという事実にも、平凡な学位にも関係無く、自分にこの仕事ができるということを証明したいと考えていました。朝は8時に出勤し、夜も8時過ぎまで仕事をしました。人材紹介やCRMシステムのことを勉強し、さらには人前で話すことへの恐怖心、失敗し借金や金銭トラブルを抱えることに対する恐怖心を克服したかったのです。Computer Futuresでの仕事はまた、彼女を人間的に成長させてくれるものでもありました。

Emilyさんは1年で研修生からコンサルタントになりました。そしてその6か月後には能力を証明し、シニアコンサルタントに昇進したのです。彼女はこの18か月間で自信をつけ、男性に偏ったセールスビジネスにおいて自己を確立し、多数の依頼を受け、セールスチームに入ってくる女性たちの憧れの的となりました。

2年半の間に、Emilyさんはチームリーダーになり、5名のチームメンバーを率いるまでになりました。仕事は順調で、彼女のチームは素晴らしい業績をあげました。

2008年、イギリスに経済不況が襲いました。人材紹介業界も打撃を受け、クライアントは人材を採用しなくなり、予算は凍結されました。彼女のキャリアの中で最も厳しい時期でした。しかし、前向きな姿勢で立ち向かいました。彼女は人材紹介業界で最良の研修を受けていましたし、Computer Futuresが堅調な会社であり、以前の不況も乗り切っているということも理解していました。彼女は不況の間も会社にとどまりました。多くのマネージャーやコンサルタントが去っていきましたが、彼女は残ったのです。

2011年、Emilyさんはアソシエートビジネスマネージャーとなり、14名の部下を率いるまでになりました。

2012年には、ロンドンのビジネスマネージャーとなり、21名の部下を率いるまでになりました。

ビジネスマネージャーとなったEmilyさんは、バランスの良いチームが強いチームになると考え、自分のチームにより多くの女性を採用をすることを決めました。彼女は、10年の人材紹介業界のキャリアを通じて、男性コンサルタントと女性コンサルタントの特性の違いを感じていました。必ずではないにせよ、基本的に、女性の人材紹介コンサルタントは強力なクライアント開発スキルを自然に身につけているのに対し、男性コンサルタントはリスクを回避せず、交渉を進んで行うのです。

人材紹介業界で働く女性にとっての困難とは?

Emilyさんは、IT人材紹介業界で働きたいという女性を見つけるのは非常に困難だと感じていました。IT人材紹介業界というのは外から見ると極めて男社会で、女性には優しくないと思われがちです。彼女はこのイメージを変えたいと考えましたが、どこから始めればよいか検討もつきませんでした。フェイスブック社のCEO、Cheryl Sandbergの著書を読むことを勧められた彼女は、この本を読んだ後にツイッターのアカウントを作成し、IT人材紹介業界およびIT業界の女性に関するツイートを始めました。

Emilyさんは人材紹介業界の女性に関する数多くのイベントに招かれました。また、自らの経験を通じ、チーム内の女性を輝かせる方法、どのようにその方法を広めることができるかを学びました。

また、Emilyさんは運営委員会のメンバーとして、Computer Futures(ロンドンおよび南部地区)で働く女性のためのイベント開催を手伝いました。イベントは「パーソナルブランディング」に関するもので、社外から女性の活躍をサポートすることに従事するスピーカーが呼ばれました。イベントは大成功をおさめ、EmilyさんはComputer Futures UKを代表し、IT業界で働く女性アンバサダーに任命されました。

イベントはこれだけでは終わりませんでした。Emilyさんは続いて、ドメスティックバイオレンスを体験し、人生を好転させる助けを求めている女性たちをサポートする慈善団体「Dress for Success」と協賛したイベントの開催に関わりました。このチャリティイベントは、仕事を得るための服装とアドバイスを提供するものでした。女性コンサルタントがアドバイスを提供したのはもちろん、男性コンサルタントも趣旨を理解し、協力しました。

人材紹介業界で働く女性リクルーターとしての最大の難関

Emilyさんにとっての最大の難関は、Computer Futuresのマネージャー職に昇進した際に、CF UKには女性のビジネスマネージャーが彼女を含めて3名しかいなかったということです。コミュニケーションを取ることができる女性の同僚も当然少ないということになります。

多様なメンバーで編成されるチームから最良の結果を引き出し、自分自身も常に前進するために、Emilyさんはコミュニケーションのスタイルを変え、男性の同僚やチームにも理解してもらえるようにしなければなりませんでした。

企業に多様性の価値を理解してもらい、メッセージを伝えることによって、より協力的な環境を作り、包括的な仕事環境を奨励するという活動に熱心に取り組んでいます。彼女はこの取り組みを、自分のチームで、またロンドンのマネージメントチームと協力して進めています。

人材紹介業界最大のハイライト

彼女にとって最大のハイライトは、2013年度ビジネスマネージャーオブザイヤー賞(南部、西部地区)を受賞したことです。

Emilyさんのチームは現在、会社で一番のトップビラーも含めて過去最大の女性社員の人数にまで成長しました。

アドバイス

「何でも他人のものはよく見えるものですが、自分自身にも同じ機会が与えられているということを忘れてはいけません。

プロアクティブに自己投資をして更なる自己成長へと繋げて下さい。それから自分の強みを理解し、最大限に活かしてください。」

エミリー・ブレイ(Emily Bray)

脚注

現オペレーションディレクターであるヴィッキー・マロニー(Vicki Maloney)は、エミリーのキャリアを通して支援をし、指導者を見つけ出す手伝いもしてきました。

現在では、エミリーが指導者として他の女性マネージャーのキャリアを通してサポートし、Computer Futuresの親会社であるSThreeの多様性を支持する運営委員会に所属しています。